令和7年度校長あいさつ

 

本校は全日制普通科の高等学校として、1977年(昭和52年)に創立されました。「県立高等学校改革プラン実施プランⅡ期」により、2026年(令和8年度末)をもって、真壁高等学校と機能統合され、50年の歴史に幕を下ろします。

現在、2学年と3学年の生徒が在籍しております。各学年1クラスずつというコンパクトな学校ならではの強みを生かし、生徒一人一人を理解し、寄り添い、お互いを尊重しあいながら「地域と共に歩み、ライフスキルを身につけ、全人的なキャリア形成により一人一人の社会的な自立を目指す」を目標に掲げ、きめ細やかな教育活動を展開しています。

 

第2学年では、学びの多様化に対応するため以下の4つのコースを設定し、選択制にしています。

①進学コース<大学・短期大学でも通用する英語力の伸長>

②商業・情報コース〈PCと情報関係のスキルアップ〉

③スポーツコース〈ゴルフ等生涯に渡りスポーツに親しむ習慣を身につける〉

④生活コース〈手芸・裁縫・茶道・華道・調理等の幅広い学び〉

また、インターンシップの実施と後輩たちへの体験発表等を行っています。

 

 第3学年では、これまでの2年間で培ったライフスキルや、日頃の学びをとおして感じた各自の興味・関心、適性等を踏まえた進路希望の実現に向けて様々なサポートを実施しています。

 

 「体験より経験」を重視し、全生徒が、学習活動、特別活動や人間関係構築等、様々な場面で失敗を恐れず、色々なことにチャレンジし、省察をとおして、今後の人生において活かせるスキルをしっかりと身につけ、地域社会を支える人材となれるよう、主役である生徒、そして保護者、教職員、地元の方々と互いに手を携え、チーム明野高校として取り組んでまいります。今後ともご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

                           校長 西條 礼子